ご挨拶
世界中で高齢化が進む中、難聴は認知症や社会的孤立の要因になり得ることが示唆されております。
しかし多くの難聴は専門の治療薬が存在しないのが現状で、根本的治療が最も難しい疾患の一つです。
順天堂大学では遺伝子によって引き起こされる難聴の最も多い要因が、内耳の細胞にある「ギャップジャンクション」という分子の異常にあることを突き止め、この分子の異常を標的にしてiPS細胞や遺伝子のバイオテクノロジー技術を組み合わせて新しいタイプのバイオ医薬品を開発してきました。
株式会社ギャップジャンクションはこれらの難聴バイオ医薬品を実用化するために2021年に創業しました。
当社は医薬品や食品サプリメントの開発など最新のバイオ技術を駆使した取り組みにより、難聴やギャップジャンクション分子が関わる様々な疾患の根本的治療や予防を目指します。
株式会社ギャップジャンクション
Gap Junction Therapeutics
代表取締役社長 神谷和作
会社概要
MISSION
聴こえと健康により豊かな生活を実現する
VISION
最新の分子標的技術により難聴やギャップ結合疾患などの
未開拓領域を標的とした革新的医薬品を創出する
会社名
株式会社ギャップジャンクション(Gap Junction Therapeutics, Inc.)
所在地
東京都文京区本郷3-4-3ヒルズ884御茶ノ水ビル
代表者
代表取締役 神谷和作
設立
2021年4月14日
役員
代表取締役 神谷和作
取締役 池田勝久
主な事業内容
医薬品の開発および開発支援
順天堂大学との研究連携および協力体制
2021年8月8日、株式会社ギャップジャンクションと学校法人順天堂は
「難聴およびギャップ結合関連疾患の治療法開発」に関する研究協力の覚書を締結した
これにより順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座における
以下の知財を含む研究成果の実用化、事業化、基礎・臨床研究に関する協力を行う
2022年3月9日、株式会社ギャップジャンクションと学校法人順天堂は
以下の知財の専用実施権・仮専用実施権の契約を締結した
【特許出願】
発明の名称 改変型アデノ随伴ウイルスベクター(特願2021-198101).
出願日:2021年12月6日
【特許】WO2017146035
Title: METHOD FOR PRODUCING INNER EAR CELLS (内耳細胞の製造法)
Applicants: JUNTENDO EDUCATIONAL FOUNDATION [JP]/[JP]
Data: 2016-030662 22.02.2016 JP
【特許出願】
発明の名称: 内耳前駆細胞の製造法.(特願2021-072002)
出願日:2021年4月21日
(* 上記WO2017146035 の製造法を改変した方法)
【特許出願】
発明の名称:
ギャップ結合機能制御剤のスクリーニング方法.(特願2019-149966.)
出願日:2019年8月19日
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